チラシ裏

私の好きなモノの感想を只管述べているだけのブログです。

これは魂の故郷の物語、のんのんびより1巻雑感

アニメは大好きで、原作に手が伸びました。 

前々からこの作品に関しては僕のスタンスは変わらず、日本人が忘れかけている望郷の念を彷彿とさせる、魂の故郷のような作品、それこそがのんのんびよりです。

つまりは自身の喪失を改めて感じさせられる物語でもある訳です。田舎の人はすごく羨ましいです。僕にとってこの作品は非日常であり、日常であったことを確実に感じさせられる作品なのです。人は無い物ねだりなので、この作品の自分がまだ小さかった頃のキラキラとした日常を、このような形で思い出させられると懐かしいという感情もありますが、やはり喪失感が半端ない訳です。ツライ。ツラすぎる。それでも読んでしまうのが、のんのんびよりなのです。ツライけど病みつきになる作品なのです。
漫画を読むにあたって、アニメの声や環境音、BGMが脳内再生されながら読めるあたり、アニメのあの雰囲気を創りだしたスタッフさんたちも凄かったのだなぁと感じさせられます。