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私の好きなモノの感想を只管述べているだけのブログです。

書道と青春!とめはねっ! 鈴里高校書道部1-14巻雑感

面白いと聞いて読みました 

書道のしの字も分からないような素人の主人公とヒロインが色々な人達と出会いながら書道にのめり込んでいく姿を描いた作品です。

書道なんて全く知らないキャラクターが主人公なので、そこから主人公と一緒に読者も書道の話を沢山知っていく事ができ、書道を全く知らなかった僕でも作中に出てくる作品群の面白さや凄さに少しは感動できるようになる面白い作品でした。
また、主人公の絶妙な成長具合、ヒロインの天真爛漫な可愛さ、クセしかない先輩達、超イケメンのライバルなどなど、個性的なキャラクター達がワイワイ騒いでいるだけで楽しい気分になりました。ライバルと競い合ったり、同じ志を持った仲間と出会って互いに切磋琢磨しあったり、部の仲間達と馬鹿騒ぎしたり、少し恋なんかもあったりとシッカリと部活モノとして青春してるところが読んでいて楽しかったです。
特に、どんどん成長していった主人公の縁くんが最後に作り上げた作品に、まさかこれほど感動させられるとはおもっていなかったため、関心しました。ちはやふるに似ていますが、気持ちや感情を表現する文化に関する作品は作中の作品に込められた思いが伝わってきて面白いです(そういう点では、3月のライオンなんかも将棋がもっと分かるようになれば、もっと面白くなりそうです)