敵はいつも格上!成長する人、組織の熱さがヤバイ!GIANT KILLING1-39巻雑感まとめ
一気読みしました。無茶苦茶面白かったです。サッカーあんまり分からない自分でも楽しめました。
選手、チーム、サポーター、フロント、監督とサッカーに関わる全ての人々に見せ場があると言っても過言じゃない(松ちゃんに見せ場があるのかは不明ですが(笑))ほど、サッカーに関わる沢山の人々の熱い”挑戦と成長”を描いている作品でした。名シーンは毎巻あるので甲乙つけがたいですが、印象に残った試合は以下のとおりです。
強豪相手にビハインドから対決 VSガンナーズ戦 6-9巻
序盤一番の盛り上がりどころじゃないでしょうか。序盤少し調子良く描けたところに連敗続きからのリーグ1位の強豪との戦い。熱くないはずがない。夏木や世良の熱い活躍と、ダルファー対策をガッチリとしていった達海の策士っぷりに興奮しました。
策士な監督同士の正面対決 VS山形戦 19-22巻
達海と佐倉のお互いの策と、とてつもなく良いチーム同士のチームのプライドをかけた対決でした。達海と佐倉の策によって二転三転する試合の状況が熱く、どっちが勝つんだ!?とドキドキハラハラさせられた試合でした。ガブリエルのやんちゃっぷりも面白かったです。
達海と選手達の熱い絆と集大成 VS名古屋戦 30-33巻
中盤からの連敗続きという絶望的状況から脱するために達海の衝撃的な行動と、深い信頼と絆を強めたETUの正念場とも言える戦いでした。ここが一番盛り上がったかも?この後に続く椿の話もかなり面白いんですが、ETUとしてはこの試合が現状だと一番最高でした。兎に角今まで影を潜めていたガブちゃんや夏木がとてつもなくカッコ良かった。そして、選手たちが達海と真に対等な立場へとどんどん成長していく姿とこの達海の後ろ姿には今までにない彼の気持ちを感じました。本当にいい試合でした。
他にも熱い話が目白押し
この他にもサポーターの話や、元GMの話、他のチームの名物監督の話や、椿の成長物語も全部熱いです。久々にサッカー観戦しよっかなぁって思っちゃえるくらいには面白かったです。選手一人一人ちゃんと見せ場があるのも良いですし、試合ごとに選手が成長していく姿をしっかりと感じられるようになってるところも面白かったです。特に最新巻の椿の代表戦は中々読み応えがあって面白かったです。
GIANT KILLING(39) (モーニングコミックス)
- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/23
- メディア: Kindle版
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