冴えない中年と青年を突然鉄腕アトム化したら救世主と魔王になった件。いぬやしき1-6巻雑感。
GANTZで有名な奥先生の最新作です。雰囲気はもろGANTZって感じです。
内容は単純明快で、冴えない中年男性と結構イケメンの青年男子にある日突然鉄腕アトム(もしくはウルトラマン?ターミネーター?)みたいな超能力を授けちゃったらどうなるでしょうか?というお話。バトルあり、エロありって感じで面白かったです。むしろGANTZみたく謎があまりない分、コッチの方が分かりやすくて面白いかも。
序盤の冴えない中年の話が凄い辛いです
本当にTHE冴えない中年って感じの主人公の話が1巻で丁寧に描かれるので中々胸にきます。スゲーおとーさん頑張ってると思うんだけどなぁ…。犬の下りとかなんとも言えない哀愁漂ってますね…。
鉄腕アトム化してから痛快です
中年こと犬屋敷さんが2巻から超無双し始めるので中々痛快です。本当に無力感というものからほぼ解放されて無双に無双を重ねまくる姿は超痛快でした。特にヤーさん相手に無双する話は痛快でした。
さらわれて、エロいことされちゃう女の人も無茶苦茶可愛かったですし、そういう意味でも最高でしたね。
青年編はどうなることやら?
魔王化しちゃった青年と中年の直接対決になるのでしょうか?というか、それよりも隕石は、ていうか家庭内の話は?とか色々問題は山積みですが、文字通りの力技でなんとかなりそうなのがこの犬屋敷さんの良いところですね。痛快な終わり方を期待してます。